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血液検査の結果(2回目)

結果は最悪のものでした。
あの日以来、痙攣もチックもなく、日々元気を取り戻す
先輩の姿に、病院内でも笑顔が生まれるほど。

それなのに。
それなのに。
現実はワタシ達に甘くない。

1ヶ月前のあの日、38と出た血糖値は、今日24にまで下がっていたのです。

見た目とは裏腹に、先輩の身体は着々と弱っていました。

DSC00085.JPG
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はじめまして先輩

今から約6年前、ワタシは今の彼と付き合うことになり
同時に同棲生活を始めることになりました。
その時、既に彼の家には『鼬先輩』が住んでいたのです。
DSC02933.JPG
どうやら、前の彼女と別れる時に彼に託されたらしいです。
初めて見る先輩にワタシは、可愛くて可愛くて大興奮!
「噛むよ」と言う彼の言葉も無視して抱きかかえてみました。

ガブ

まるで鮮魚のような暴れん坊っぷりで、噛むわ引っ掻くわ。
流血しても噛ませっぱなしなワタシ。
まるでナウシカとテトのようですね。

フェレット無知なワタシに、以下の注意事項が出されました。

①ご飯とお水は、絶対に切らさない。
②最低でも1日1回は、ゲージから出して遊ばせる。
③暑さに弱いので、夏はエアコンを消さない。


一向にヒトに懐かない先輩と暮らし始めて数年。
ある日尻尾の先の毛が無いのに気付く。。。
すぐにネットで調べたところ、
【夏場、毛の生え変わりのバランスを崩し毛が生えないことも。】
それを鵜呑みにしたワタシ達は安心し、その後
先輩の尻尾は、丸々毛が無くなっていったのです。

最近の先輩は、推定10歳の年齢のためか
暴れん坊将軍はどこへ?的な落ち着き様。
ゲージから出しても、5~6歩進んでヘタレ込む。
トイレ以外での排出。
長寿っぷりを味わっていると、のん気なワタシ達に天罰が下る日が訪れたのです。

今日から丁度1ヶ月前。
午前3時頃、ゲージから激しい音が。
慌てて目を覚まし先輩の元へ。
そこには、激しすぎる痙攣の為ゲージ中を転げまわり壁にぶつかりまくる先輩が。
あまりのことに、言葉も無くとりあえずゲージから出すことに。
噛みつかれながらもなんとかゲージから出すと
今度は、聞いたことの無い大きい声で悲鳴をあげはじめました。
さすがに彼も目を覚まし先輩の元へ。
その時、おしっこ。

もう、パニックで泣いてしまうばかり。
2人とも会社を休み病院へ。
幸いにも、歩いてでも行ける距離に
フェレット8頭を飼育する院長がいる病院があるのです。

結果はインスリノーマ。
その時は、何のことだか分からなかったけど
フェレットにとっては、メジャーな病気のひとつ。
しかし、高齢のため入院はやめ連れて帰ることに。
ワタシ達は、ある程度覚悟してました。
薬をもらってきて、食事も今日からふやかし注射器で強制的に注入。
チックが止まらず。定期的に繰り返される痙攣。
寝たままの排泄。
明日からは昼間は仕事に行かなくてはならない。

もう見ていられないと、泣きながら二人で先輩に謝りながら病院に電話しました。

「もう、可哀想で楽にしてあげたいんです。」

怒られました。
もっと辛くても頑張ってるファレットはいます。
まだ諦めちゃいけません。

こんな辛そうなのに。。。でも、今では物凄く感謝しています。
この1ヶ月、痙攣・チックどちらもないんです。
ご飯もふやかした物を自分で器から食べられるようになり、
尻尾の毛が3分の1くらい生えてきて、
ひきづっていた下半身は、ヨタヨタ歩けるように、
眠りはぐっすり、
トイレでの排泄は無理でも、事前に排泄する仕草が分かります。

このまま、あと何十年でも生きて欲しい。
大切な命を、手遅れでも全力で守り抜く自分への反省のためにも
先輩の日々をブログにします。



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